しら月堂のいろ鳥どり

脳内整理と断捨離のため、徒然に

〈本〉あ〜ぁ、楽天イーグルス(野村克也・2009年)

この本は断捨離の対象本にしよう。笑

十分に堪能し、役に立ちました♪

 

 

…面白く読みました♪

楽天イーグルスのフロントとの確執も包み隠さず書かれていたりして。

 

この本で印象に残ったのは

 

 作家・吉川英治の言葉を引用しての、以下のくだり。

== from here ↓↓↓

 

難しい、やさしい、どっちも本当だ。

しかし、難しい道を踏んで踏んで踏み越えて、

真に難しい道を知ったものだけが本物だ。

 

あえて困難なステップを踏んでこそ本物、

すなわちプロと呼べるのだと私は解釈している。

 

↑↑↑ so far ==

 

それから、

 

== from here ↓↓↓

 

 私は選手たちに訊ねる。

「人はなんのために生まれてくると思うか?」

たいがいの選手は答えられない。考えたこともない。そこで私はいう。

「世のため、人のためにうまれてくるんだよ」

 

「人生」という字は「人として生まれる」「人として生きる」「人を生かす」「人を生む」と読むことができる。それぞれの読み方にはそれぞれの意味があり、人はみな、人生をどう生きたいのか、どういう人間になりたいのかという目標を明確に持ち、地道に努力して行くことが大切だ。

 

 そして、自分がどのように生きて行くのか考えれば、心が変わる。心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わるのである。

 

 したがって、人間として成長しなければ、技術的成長もない。

 

↑↑↑ so far ==

 

それから、

 

天才肌のバッター・山崎が

考えて野球をするようになってからの快進撃のくだり。

 

体が勝手に反応するだけに頼らず、

知識で持てる技術をベストな形で活かす手段を身につけさせたところ。

 

なんだか 

若さだけで乗り切って来れた人間が、

年老いて若さという魅力が失われてもなお、

より価値ある人生を歩むための示唆が隠されているように感じた。

 

そして、経験はだらっと漫然としていたら活かされない。

意識して活かそうと思えば、確実に活きる。

 

生き方で私自身が実感していることについて

太鼓判を押されたような気がする内容が含まれた本でした。

 

ありがとうございます、ノムさん!!

 

 

 

それでは、この辺で。

みなさん、今日も良い一日を。

ごきげんよう

 

しら月堂

<本>夢を読む(石井ゆかり・2012)

今日も家の中の本を断捨離検討。

 

積ん読がたっぷりある。

お恥ずかしい・・・

 

今日目についた本は、この本。

断捨離が目的であれば、

さらっと読んで手放せそうな本が望ましいが…

 

読んだ結果、

この本は手元に置いておこうと思う。

 

なんとも・・・

イラストが素晴らしかった!

 

そして、

イラストに合った文章!!

(あ、逆か…文章に合わせたイラストか…)

 

お名前、初めて知りました。

西淑さん♡ 

 

↓このサイトも最高です☆

nishishuku.net

 

ブログは更新されてないようで…

nishishuku.tumblr.com

 

日々のひとさじ

 

最新情報は専ら、Twitterみたい。

twitter.com

 

この絵の装丁を見てワクワクして、

手元に本を残すことにして、内容をパラパラとめくって読んだところ…

 

内容も割とよかった♪

 

さすが石井ゆかりさん!

安定した説得力、語りかけるような文調、押し付けでない説明。

 

こんな夢を見たらどう解釈するか?

に、ヒントをもらえそうな本でした。

 

でも、本内にも書いてあったけど

夢を記憶しておくのは、記憶するぞという意思と行動が伴わないと

よほど難しいことだよなぁ、とつくづく思ったり。

 

前日の行動とリンクしていることも多い(夢を読み解く際に、大いに参考になる)ので、夢は前日の行動とセットで記録しておくのが良いのだそう。

 

なんでもやりっぱなしはいけない、ということだね。

振り返って、次回に活かす。

そんな考え方がここでも通用しそうだな、と思った本。

 

とにかく美しい本でした♪

 
それでは、そろそろこのあたりで。
どうぞ今日も良い一日を。
 
 
しら月堂

<本>自分をいかして生きる(西村佳哲・2011)

ごきげんよう

 

家にある、数々の断捨離したい本から、

ふと手に取った本のタイトル。

タイトルに惹かれて買ったものの、読む時間を取れなかったってやつ。 

 

例によって積ん読していたものなんだけど

読んで見たら今の私にこそ響く内容だった。

 

 

本の中から、響いた言葉の数々&その感想はこんなところ。

きちんとまとめたいけど

すぐ分かりやすくまとめる力が今は足りないので

そのまま、メモしておいたものを書く。↓

 

<引用しながらメモ> 

 

働き方とは、日々の仕事の中で練り上げられるもの。

 

だから、後から言語化される方法論は、

その人たらしめているなにかと密接につながっていて

 

日々の練り上げが、そもそもない人には同じように響かない可能性がある。

 

バックボーンも環境も違っても、日々の練り上げがある人には、

響くポイント、共通項が見つかって、大いに響く可能性がある。 

 

学習とは、

体験を一度抽象化して、他の物事にも適用できるようになること。 

 

「仕事をする」というより

「自分の仕事をしている」ように見えた

(その人たらしめているなにかと密接につながっている働き方)

 

やるからには「自分の仕事」にする

自分をどういかして生きてゆくかという課題

 

人間の仕事とは

死ぬまで自分をいかして生きること

 

人は 

よりたくさん 生命(いのち)が入っているものを求めている

 

心が満たされるのは

自分の存在が認められる時

(このこと以上に、人の心を満たすものはないんじゃないか)

 

印象を良くするための様々な工夫フレーバー、香料のようなもの

 

人の仕事に触れ続けて生きる

無数の存在感と不在感

 

「いる」仕事が人を元気にする

 

触れた人が

より新鮮で生き生きとした状態になること

 

存在の輪郭がよりハッキリすること

 

生まれ直すような人間の創造性

より生きているようになることを助ける働きが いい仕事

 

その仕事を成している存在を目撃した自分の存在が

より生きることに向かって身を整えた、小さな反応

 

人の勇気を起動して突き動かすのは

何よりも実際に勇気を出して行動した人の姿だ

 

「自分がいる」仕事をすること

 

大切にしたいことは?自分がお客さんでいられないことは?

 

見たくない

ザワザワする悔しい

落ち着かない

 

出来てないことも可能性

 

こうありたい自分

そうではない現実

 

要するにある段階から言い訳が効かなくなってしまったのね。

 

お金を使うことだとか

時間をかけすぎることなどについてね

 

何か理由がないと言い訳ができないレベルに足を踏み入れてしまっていた

 

障害や問題に直面するも

 

ではどうする?

と次の行動に移る思考習慣が身についているのかもしれない

 

始めれば始まる

 

いがらしみきお 社是

なんでもやる

とにかくやる

ほっといてくれ

 

自分が行動することで自分^ ^

 

喜びたいと同時に、

人がよろこんでくれなかったら意味がない

 

もっと普遍的で

誰でも入って来られるような、平べったいスタンスでやりたい

 

表現したいことがある人のまわりには、必ず小さなマーケットがある

 

軽やかに

自分のアンテナを働かせて生きたい

 

<ここからメモを読み返しながら感想 ↓>

 

私が辞めた仕事に対して持っていた漠然とした違和感を

説明してもらったような気持ちになった本

 

私はきっと、そこではすでに「いない」仕事をしてしまっていて

どこかで「いる」仕事をしたいと願っていたのかもしれない

 

だから辞めた

 

家事だけを仕事としているなら

今こそ「いる」仕事をすべきとき

 

ここでも「いない」ままでしかいられないなら、

「いる」仕事を探して、それをすべき。

 

 

どうやって

「いる」仕事ができる人になれるのだろうか

 

一歩一歩、模索中。

今私の仕事は、模索しながらの産物なのかも。 

  

 

それでは、今日も良い一日を。

ごきげんよう

 

しら月堂

 

 

あなたくらい自分が好き

ごきげんよう

 

こんなお母さん、素敵よね、

…と、いつも思ってしまうブログ♪

 

身バレしたらやばいから 

非公開にした、ということだったけど^^

※だからリンクも消しました

 

↓ 何度読んでも、大好きな置き換え〜♪

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自分を大事にし、

子供も大事にする、そんなお母さん♡

 

つい自分を犠牲にしてしまいがちなお母さんは、

もちろん子供を1番に考えつつも

自分ももちろん大事にしようね、

って気づかせてくれるような置き換えなんだよなぁ♪ 

 

***

 

このブログとは直接関係ないけど

 

自分一人だけの食事を雑にする人は

自己価値が低い人が多い傾向があるのだとか。

 

私はまさに、「一人だったら、別に何食べたっていい」って考える方!

…なので、自己価値低いかな?!って振り返って見たけど…

 

単純に、だって面倒なんだもん!ってのが本音。笑

一人の時に食事で余計な時間を使いたくないって思っているだけなので

自分の時間に対して貪欲なんです!!

 

でもやっぱり…

「食事で余計な時間を使いたくない」

って考えがそもそも、なんか豊かじゃないかもね、とは自覚してる!

知ってる!!笑

 

知ってるけれども

自分一人の時こそ、賞味期限切れ食品の消費チャーンス!!!

だったりもするしね!

(ケチじゃないよ、エコだよ♪)

 

いろいろ事情が絡み合って

その日のベストを選択するのだ。

 

どっちもOKなのだ。笑

 

<展示>ブリューゲル展(2018.01.23→04.01/東京都美術館@上野)

ごきげんよう

 

もう2ヵ月も前(1/25)に見に行った、ブリューゲル展の振り返りを☆ 

www.ntv.co.jp

 

ブリューゲルバベルの塔の絵を見てから興味を持った画家。

 

そしたら…

一言でブリューゲルと言っていたのが、すごい画家一族に繋がる「ブリューゲル」だったということを知り…

 

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ブリューゲルの息子の流れにもパパブリューゲル系と独自お花系とあることを知り、興味深く展示を見てきました。

 

この時代の絵は、模倣した作品にも価値が見出されており、

ブリューゲルの名を広く知らしめたのはこの模倣技術の力も見逃せないもの。

 

ブリューゲルが師事した先生の作風よりも、当時人気のあったヒエロニムス・ボスの画風を好んで描いていたりする点が面白いな〜と思った。

 

それで、お土産に購入して帰ってきたのが「最後の審判」のカードと、「イカロスの墜落の情景を伴う3本マストの武装帆船」のカード♪ 

www.fashion-press.net

 

船好きで、船の絵も多かったんですって☆

 

写真OKゾーンがあったのでたくさん写真もとってきたのですが

画像データが重いので、また機会あれば、追加しまーす。

 

原画って、額装もそれぞれ丁寧に用意されてて、そこも面白いなーっと見てきました。

 

ごきげんよう

 

 

<展示>パリジェンヌ展(2018.01.13→04.01/世田谷美術館@用賀)

ごきげんよう

 

昨日見て来た美術展☆

 

忘れないうちに感想を♪ 

paris2017-18.jp

 

前売り券を買っていたものの、あまり気が進まない中、しかも荒天の中、見に行きましたが…

予想外に面白かったです^^

 

音声ガイドは中村江里子さん♡

パリ暮らしの長いおっとりした彼女の声で、説明がすーっと入ってくる。

 

ゴージャスなドレスの作りが、実は3〜5パーツからなる、着心地の悪そうなものだったとは…とか、実際に説明されないとわからないようなものとか

女性の地位の低さが容易に想像できる時代背景とか…。

 

その中でも美しく行きた女性たちに、

たまたま女性として生まれてしまった自分も

憧れざるを得ない感覚を思い出させてもらったり…。

 

ドレスも絵も、写真の被写体の様子も、

色遣いの美しさ、華やかさ、存分にウキウキとさせてもらいました。

 

それにしても、ボストン美術館って…

www.mfa.org

日本の禅画コレクション然り、つくづくバリエーション豊かな館蔵品を揃えてますね。

機会あれば行ってみたい美術館かも♪

 

PhotoOKゾーンはこれだけ^^;

f:id:shiratsuki-do:20180309140113j:plain

↑ ガウンに、前見頃も袖も、がっちり縫い付けられていて、おそらく一度着たら身動き取れないであろう驚きの構造!!

トイレ、どうしてたんだろ〜と気になって仕方ない。

 

顔はめ込みで写真撮影できるというけど…一人じゃ無理ね。笑

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華やか〜♡

ロートレックミュシャも、この時代のデザイン、影響を受けただろうな、って印象を受けました☆

 

雨の世田谷美術館でしたが、

砧公園は今、梅たちも見頃のようでした。

寒くて見て回る気にはなれなかったけど、雨の日の木立の匂いっていいものですね。

雨の日なりのリフレッシュになりました☆

 

簡単に振り返りでした、ごきげんよう

 

ごきげんよう

ごきげんよう

 

書きたいことが沢山頭の中をぐるぐるするけど

書く指が追いついてない

 

だからこれはもう、2〜3週間も前のことになるけど

またドラマの話。

 

今やっている、「花子とアン」(2014年上期)の再放送を夢中になって見ていて

(時に号泣しつつ…)

 

また、素敵な言葉に出会いました。

再放送なので、前もすでに見ているんですけどね^^

いいストーリーは、何回でも感動してしまいます♪

 

「ラジオのおばさん」になった花子が、ラジオ番組の最後に「ごきげんよう」という挨拶を一言付け加えたい、と申し出た際に、「ごきげんようが似合う人間と似合わない人間がいるんですよ」と言った局長に反論する花子のことば。

 

花子「そうでしょうか。

ごきげんようは様々な祈りが込められた言葉だと思います。」

 

局長「祈り?」

 

花子「どうかお健やかに、お幸せにお暮らしください、

という祈りです。

 

人生はうまく行くときばかりではなりません。

 

病気になることもあるし

何をやってもうまくいかない時もあります。

 

健康な子も

病気の子も

大人達も

どうか 全ての人たちが

 

明日も元気に無事に放送を聞けますように

という祈りを込めて

番組を終わらせたいのです。

 

どうかお願いします」

 

この時、たまたまそのやりとりを聞いていた妹・桃は、

大変な経験を強いられ、すっかり花子に心を閉ざしていた状態。

 

でも、姉・花子の言葉に込めた思いを知り、

それから放送を聞くことで、

花子の言葉が魔法のように、桃の心に沁み込んでいきます。

 

言葉の持つ力を信じて使う人と、

言葉の持つ魔法に癒される人の登場する、とってもいいシーン。

 

あぁ、そうだ、

ごきげんよう、の言葉はそんな風に使いたくて、

私もブログで使っていたな、なんて少し嬉しくなったり。

 

言葉は、

目に見えないし、

限定された状態で

完全な意味も伝わりにくいかもしれないけど

 

音に乗って遠くに届けたり

文字に乗って時代を超えたり

 

こんな風に時に魔法も起こせるんだって

 

言葉の持つ力を信じて

これからも丁寧に使いたいと改めて思い出させてくれた、いい回でした。

 

 

言葉の使い方は生き方にも通じて、

そんな風に祈りを込めて、私も日々を送っています。

 

私自身が私自身の人生を丁寧に楽しく有意義に送れますように。

 

そして私ではない他の全ての人も、

全ての人それぞれの人生を丁寧に楽しく有意義に送れますように。

 

 

ごきげんよう、さようなら^^