しら月堂のいろ鳥どり

脳内整理と断捨離のため、徒然に

手当たり次第

ごきげんよう

 

ショートドローイング(造語:短い時間で絵を描くことを指してみた)を始めて

気付いたことがある。

 
描き方というものは物事への取り掛かり方と似てる。
 
絵を特別に習ったことがないので自己流で描いていくが
常に行き当たりバッタリ、描きたいところから描き出して、好きに曲がったり伸びたりして描いていくので
 
全体のパーツごとのバランスが崩れたり
濃淡もアンバランスな感じになりがち。
 
常にやりたいことがたくさんあり過ぎて、
その中からその時の一番やりたいことか
一番やりやすいものからやっていく、日常の作業のこなし方にそっくり。
 
本当は
全体のバランスをとるには
それらの一つ一つを把握した上で
何から手をつけるのが最良か選んだ上で取り組むのがいいのだろう。
 
絵も、全体をバランスよく描くには
入れ込みたいパーツの一つ一つの特徴を把握して
それぞれの配置、サイズを決めてから
書き出すのがいいのだろうけど。
 
好きなものを描こうとして
鳥の絵を書き出すと、
最近のお気に入りパーツ、クチバシから描き出してしまう。
 
クチバシの角度とか
噛み合わせ部分のウネウネとか
念入りに描こうとしてしまえはしまうほど
全体のバランスが悪くなったり、と
難しさを感じる。
 
で、
最終的に、
 
表情がわかるくらい描き上げたところから
ようやく描くのが楽しくなってきて
より可愛く見えるよう、仕上げに力が入る。
 
こんな風に、何事も
「よい結果」がそこまでの道のりを明るく照らしてくれるのだろうな。
 
今後もバランスを考えず手当たり次第にやるなら、
結果、出さないとね!!